自研とは
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「自研」とは「自」動で金属を「研」削する工程となります。
金属にも色々ありますが、弊社では主に刃物製品となる金属の加工を生業としております。
一般的な刃物の製造工程を大まかな順に並べますと、
プレス → 焼き入れ → 自研 → 研ぎ → 刃付け → ハンドル付け等
となり、自研はちょうど中程の工程になります。自研を文字のみで説明するのはいささか難易度が高いので端折りますが、簡単に言うとただの鉄板を刃物の形に立体的に形作る工程となります。
「鉄板を立体的?」
違和感を覚えた方もいらっしゃるかも知れません。例えば包丁。包丁もよく見ると実はただの鉄板ではありません。ある程度の値段の包丁であれば一見まっ平に見えてもよく見ると僅かに丸みを帯びているはずです。
自研サンプル
切削前に比べて刃先が薄くなっています。
左:研削後 右:研削前